頭皮ケア情報 No.2
SCALP CARE INFORMATION
イワシと育毛
イワシという食品での方法
ハゲ予防とのための食品が、ベンジャミン・S・フランク博士により紹介されています。
アメリカのアンチエイジングの見地から、ハゲ対策およびについて食品の効果とは?
結論から言うと、イワシを食べることの効果は、大きいといわれます。
ハゲを予防し、血行を促進するためには、イワシの缶詰を食べて核酸を摂取せよ、というのが第一のポイントのようです。
薄毛予防の人で、何人かはイワシを食べていることと思います。
まだ、イワシを週に4回食べる法を試していないのなら、ぜひ試してほしいのです。
私は、ただ単にイワシ法を薦めているだけはありません。
イワシを週に4回食べる発毛法は、アメリカのアンチエイジング、すなわち不老科学の最高権威でもある、ベンジャミン・S・フランク先生はアメリカの最高権威でそのノウハウの第一人者であり「イワシを缶詰で、あるいは生で、週に4回食べると良い」と言っています。
若返りに必要な食品とは
1.いわし(缶詰が核酸が多い。生でも缶詰でもOK)週に4回。
2.サケ(週に1回)
3.エビ、カニ、ハマグリ、カキ、イカを週に1回。
4.週に1回その他の魚をたべる。
5.週に1回牛のレバーを食べる。
この方法は、医学博士のベンジャミン・フランク先生の説ですが、先生の著書「老化は食べ物が原因だった」は、西洋的な考えでまとめられた良書です。
この方法、つまりアメリカ不老科学の食事療法を実行さえすれば、成果の再現性のあるノウハウなのです。
ベンジャミン先生の核酸食事による法、高橋由美子先生による漢方療法、血行促進、これらのノウハウを実践することで、克服困難と言われる、遺伝性の若ハゲも解消できるわけですね。
黒ゴマと栄養素
抗酸化作用にすぐれた黒ゴマのちから
ゴマには、ゴマ特有のゴマリグナン(セサミン、セサミノール、セサモールなど)やビタミンEなどの抗酸化成分が豊富に含まれています。
漢方によれば、黒ゴマや黒大豆は、“腎”の機能を高める働きがあるとのこと。
漢方でいう“腎”とは、腎臓のみならず副腎、生殖器、脳、生体調整ホルモンを分泌する器官なども指すようでうですが、これらの臓器そのものを表しているのではなく、これらの臓器を司るいわば“機能”を表しているのです。“腎”とは、つまり人間の生命力に他なりません。
“腎虚”というのは、腎の気が乏しい、つまり生命力の弱った状態を言うようですが、黒ゴマや黒大豆など黒い食品には、この腎虚に陥った状態を快復させる働きがあります。
現在の科学(化学)技術の進歩により、これらの働きの正体が少しずつ解明されてきていると思いますが、その一つに、悪玉活性酸素を除去する抗酸化作用をあげることができると思います。
人体の老化・病気の約90%の原因は、活性酸素による、いわば人体のサビが原因と言われています。
ゴマなどの抗酸化作用にすぐれた食材は積極的に摂取したいものです。
ゴマの抗酸化成分は火を通すことにより、分子が小さくなり人体への吸収率が高まります。
(反対に、ご存じお茶の抗酸化成分であるカテキンは加熱すると分子が大きくなり、人体への吸収率は下がってしまいます。お茶はぬるめの玉露(抹茶)が一番よいわけです。)
ゴマは古代エジプトやメソポタミアなどの遺跡からも出土するほど、大昔から使われてきた食材です。
ヘブライ語聖書(最古の聖書)には、「神の創造による不滅の植物」と記され、また中国最古の医薬書である「神農本草経」にもゴマのすぐれた効能が示されています。
中薬大辞典では、ゴマは「肝腎を補い、五臓を潤す」とも記されています。ゴマの栄養素は、油脂が約半分(オレイン酸40%、リノール酸10%)。
タンパク質では、メチオニン、トリプトファンが豊富です。
カルシウムが、チーズの2倍、牛乳の11倍ほど。ゴマリグナン類(セサミン・セサミノール・セサモール)は約1%です。
セサミンの働きは、特に肝臓で発生する活性酸素を効果的に効率的に除去。
肝機能を保護したり、発ガン抑制に期待できます。もちろん、しみ・しわなどの老化防止にも働きます。
人体における巨大な精密化学工場である肝臓ですが、この機能が高まれば、アルコールつまりアセトアルデヒドの分解作用も増大し、二日酔いにも効果的となります。
毎日の食生活に黒ゴマを…「黒ゴマ酒」の作り方
1. 黒ゴマ、100グラムを強火で炒める。香ばしいかおりがしてきたら、火を止め、冷めるまでかき混ぜます。
(こうすることによって、抗酸化成分の分子が小さくなり、吸収されやすくなります。)
2. 煎った黒ゴマと焼酎1リットルを、密閉できる広口瓶などに入れます。
3. 瓶ごと深い鍋に入れ、瓶の半分くらいまで水を入れます。
4. 鍋を火にかけ、沸騰したら火を止めて、自然冷却。(瓶のふたは、開けておくこと!)
5. 冷めた瓶を取り出し、ふたをして、冷暗所で一晩寝かせれば出来上がりです。ゴマを長い間漬けておきますと、油分がより多く溶け出すようです。
お好みによりゴマを取り出しておくと良いようです。
白髪に効く食べ物
白髪は年齢とともにだんだん増えていき、ヘナなど白髪染めのお世話になったりしますが、髪に良い食べ物を摂ることで、白髪を予防したり改善することもできます。
白髪を防止するためには、栄養のバランスがとれた食事を摂ることが大事です。
そして、白髪予防に効果があるというのが、亜鉛や銅を多く含んでいる食べ物です。
亜鉛はアミノ酸の働きを助けます。
髪の毛に大切な栄養素であるアミノ酸の摂取には、豚レバーやウナギ、納豆などを積極的に食べましょう。髪の毛はタンパク質で出来ているため、大豆や玄米などで良質のタンパク質を取り、白髪を予防しましょう。
髪を黒くするメラニン色素を作るには、乳製品や大豆、海草類、魚介類、牛レバーなどの食べ物を摂取して、メラノサイトを活性化しましょう。
また、黒ゴマは白髪に良いとよく言われますが、パンにつけて食べる黒ゴマクリームやペースト、黒ゴマのプリンやアイスクリーム、サプリメントなど、さまざまな食品があります。
白髪予防に良いと言われている食べ物は、健康にも良いものが多く、白髪防止のために食生活を改善することで、身体もいつの間にか健康で若々しくなっているかもしれません。
髪と頭皮の悩み
白髪の原因
白髪は、年齢とともに増えていきますが、人によって大きく個人差があります。
髪が黒く見えるメラニン色素を生成する細胞のメラノサイトの働きが悪くなっていることで白髪が生えてくるようになるのです。
では、なぜメラノサイトの働きが悪くなってしまうのでしょうか?
メラノサイトの働きが悪くなり、白髪のできる原因とは?
› 加齢
黒いメラニン色素の生産に必要なチロシナーゼという酵素の働きは、40歳前後から衰え始める事がわかっています。
チロシナーゼの働きが鈍ることで、生産されるメラニン色素が減少するために加齢に伴って白髪になっていくのです。
› 遺伝
明確なことは未だ解明されていません。
メラニン色素を生産する細胞の働きが活発でないことが遺伝していると考えられています。
› 生活習慣
頭皮も体の肌の一部であり、体と同じように生活習慣の乱れなどによって頭皮の健康状態も変わってきます。
頭皮を取り巻く環境が悪いと当然そこから生える髪の質も悪くなり、白髪の増える原因にもなります。
偏った食事、過度なダイエットなど栄養のバランスが崩れると、頭皮や髪の成長をおこなう細胞に十分な栄養が行き届かなくなります。
この状態になるとメラノサイトの働きが悪くなり、白髪が増えてきます。
› ストレス
白髪の原因には、強いストレスや精神的ショックが原因で起こる場合があります。
身体にストレスがかかると毛細血管が収縮してしまうため、非常に血行が悪い状況になります。
頭皮の血行にも影響することで、毛根やメラノサイトの働きを阻害してしまうのです。
また、上記以外にも慢性の胃腸疾患や貧血症、甲状腺疾患、マラリアなどの病気が白髪を誘発しているケースもあります。
円形脱毛症の原因
円形脱毛症の原因は自己免疫説が有力ですが、他にも自律神経障害説、内分泌障害説、毛周期障害説など諸説あります。
円形脱毛症の種類
円形脱毛症には500円玉大のハゲが1~3個できる単発型、複数できる多発型、頭部の毛髪が全て抜け落ちる全頭型、全身の毛が抜け落ちる汎発型があります。
円形脱毛症の治療
円形脱毛症は根本的な治療法が無いために、ステロイド剤や抗アレルギー剤等の対処療法が主な治療となります。
内臓疾患が原因になることもあるので、内科的な治療法を受けるケースもあります。
フケ症?…脂漏性皮膚炎
フケは頭皮の角質層が新陳代謝によりはがれ落ちたものです。
誰にもあるもので、適切な洗髪をしていればあまり目立つものではありません。
しかし、いろいろな原因ではがれ落ちる量が増加するとフケ症となり目立つようになります。
原因のひとつとして脂漏性皮膚炎があげられます。
皮膚には毛孔のそばにある皮脂腺から皮脂が分泌されています。
皮脂の分泌が増加した状態(脂漏状態)に細菌や真菌(カビ)が関与し、皮脂が刺激の強い遊離脂肪酸となり炎症を起こすのが脂漏性皮膚炎です。
発生しやすいのは頭皮、鼻の周り、耳の後ろ、胸、わきの下などです。
乳児の脂漏性皮膚炎は自然に治ることもありますが大人の場合は繰り返し発症し治療が必要となることが多いです。
脂漏性皮膚炎の治療法
› 入浴は毎日行い、患部を丁寧に洗いましょう。頭は刺激の弱いシャンプーで爪を立てずにもむように洗い、皮脂を除去しましょう。
入浴後、外用薬を使用しましょう。
› ビタミンB群が皮脂のコントロールに有効です。色つき野菜を十分に取りましょう。便秘も増悪因子です。繊維分の多い野菜も忘れずに。
› 皮脂の元になる中性脂肪の多い食べ物 (チョコ、スナック類などの甘いものや油っこいものなど) は控えましょう。
› ストレスや睡眠不足も増悪因子です。心も体もリラックスしましょう。
フケの原因と角質の入れ替わり頻度
フケは誰にでも発生するものですが、なぜか異常に発生してしまう人がいます。
正常な頭皮の角質は、1ヶ月位かけて古い皮膚がはがれ落ちていき、新しい角質と入れかわっていきます。
このはがれ落ちる古い皮膚がフケとよばれるものです。この角質の入れ替わりが速くなると頭皮のかゆみとともにフケがひどくなっていくのです。
では、なぜこの角質の入れ替わりが速くなるのでしょうか。
頭皮には健康な頭皮、フケ症の頭皮に関係なくフケ原因菌が存在しています。このフケ原因菌は、皮脂線から分泌される皮脂を栄養源として増えていきます。
この原因菌が異常に増えすぎると頭皮の角質が刺激されます。
この刺激で角質の入れ替わりが速められ、頭皮のかゆみや大量のフケの発生が起きているのです。
頭皮ケアのための頭皮用シャンプー
自分でできる頭皮のケア・対処法は、頭皮の汚れをとり頭皮環境を整えることができる頭皮用シャンプーの使用と、
正しいシャンプー方法を身につけることです。
放っておくと頭皮が炎症を起こし、かゆみを伴い、病院での治療を余儀なくされます。フケやかゆみで悩んでいたら、皮膚科で診てもらうか、日常使用するシャンプーから見直してみることも重要です。意外と自分にあっていないシャンプーなどの使用で、フケやかゆみが治まらない人も多いのです。
後天的なもの
› 毛根の汚れ…毛穴に汚れや油が詰まっている状態
› 食生活の乱れ…血液循環が悪い状態
身体は新陳代謝を繰り返し「吸収」と「排泄」をしています。
新陳代謝が悪いと不要な排泄物が排出されずに蓄積されます。
頭部では過度に蓄積される事はないですが、くせ毛体質の人はそうでない人に比べ蓄積が多いことが分かっています。
この蓄積された排泄物が毛母細胞を圧迫し、くせの原因となるようです。
よって、くせ毛に効く食べ物は新陳代謝を良くする物、血をサラサラにするものが良いと考えられます。